パワータップ全般についてのよくあるご質問


Q: ゼロ点設定はなぜ必要なのですか?

    A: ハブ素材は温度や湿度の変化に伴い微妙に伸縮します。また、何度もトルクが掛かったり解放されたりを繰り返すことで、セ
       ンサーの計測にズレが生じてきます。これらのズレを補正する作業がゼロ点設定です。ゼロ点設定を頻繁に行うことで、常に
       精度の高い出力データをパワータップから得ることができます。

Q: パワータップハブにエアロスポークを通すために、フランジのスポーク穴を広げても大丈夫ですか?

    A: いいえ。スポーク穴は広げないでください。また、いかなる種類のものであっても、ハブシェルへの加工を施すと、製品に対す
       る保証が無効になりますのでご注意ください。

Q: パワータップでシマノ11速カセットが使えるモデルはありませんか?

    A:

    現在、当オンラインストアで販売されているセール品を除くロード用シマノ仕様パワータップには、シマノ11速対応フリーボディーが標準装備されています。また、今お使いのパワータップのアクスル外径が15mmであれば(確認方法は以下参照)、単品フリーボディー(品番30310または30305)をお買い求めいただくことにより、11速化が可能です。


Q: カンパの11速カセットは使える?

    A:

    カンパ仕様パワータップのフリーボディーはカンパ製の9~11速カセットに対応しています。なお、スポークの組み方などによっては薄いスペーサーをロー側に挟む必要があります。

Q: トラック用パワータップのコグに指定はありますか?

    A:

    パワータップ・トラックハブにはWHITE INDUSTRIES製の歯厚1/8"のコグのみを推奨しています。

Q: ANT+対応コンピューターならどれでも、ANT+対応パワータップモデルと通信可能ですか?

    A:

    ANT+対応パワータップ(当ストアで取り扱いのあるすべてのパワータップ)からのパワー情報を表示させるには、サイクルコンピューター側がパワーのANT+信号を受けることが可能な設計である必要があります。他社製のANT+サイクルコンピューターのなかには、実際にはスピードや心拍のみがANT+対応で、パワーに関しては非ANT+のものもございます。また、すべてのANT+対応サイクルコンピューターにパワー表示機能が備わっているわけではございません。


    お使いの機器がパワーのANT+信号を受信でき、ディスプレイに情報を表示できるかどうかは、そのメーカーまたは販売代理店にお問い合わせください。