アクセサリーについてのよくあるご質問


Q: スピード/ケイデンスセンサー(品番7251 ※廃番)を使えば両方の情報を得ることができるのでしょうか。

    A:

    いいえ、同センサーはスピード計測とケイデンス計測の2モードあり、スイッチを切り替えることでいずれかのモードを選択して使用します。電池を取り外すと現れる青色の小さなスイッチでケイデンスとスピードを切り替えます。電池を戻し、サイクルコンピューターとのペアリングを行ってください。

    スピード/ケイデンスデュアルセンサー(品番30319および30321)であれば、一台でスピードとケイデンスの両方の計測が可能です。

Q: スピード/ケイデンスセンサー(品番7251 ※廃番)とコンピューターをペアリングしようとすると、パワータップ
   ハブのID番号が表示されました。

    A: Cervo(黄色い『たまごっち』)コンピューターをお使いの場合、コンピューターがハブからのケイデンス情報を受信する設定に
      なっている可能性があります。下記の手順で、ケイデンスセンサーから受信するための設定を行ってください。なお、Joule
      2.0コンピューターの場合、ケイデンスセンサーとハブの両方からケイデンス情報が発信されている状態では、ケイデンスセン
      サーを優先的に受信する設計となっています。


       ・[MODE]と[SELECT]ボタンを同時に長押しし、セットアップ機能画面に入ります(”E”の文字が点滅し、続いて”d”、”t”、そし
       て数字の1~4が表示されます)。
       ※[MODE]と[SELECT]ボタンを同時に長押しすると、セットアップ機能画面へ入る途中で”clear all”モードを通過します。
        ”clear all”表示中にボタンから指を離すと、現在の走行データが消去されますのでご注意ください。
       ・[SELECT]ボタンを押して数字の4を点滅させ、[MODE]ボタンを押します。
       ・[SELECT]を数回押し、”SLEE”、”mi”の表示のある画面をスキップしていきます。
       ・画面に“Hub”という表示が現れたら、[SELECT]を押して”pedal”を選択し、[MODE]を押して保存します。

トラブルシューティング(PowerTap G3)


Q: サイクルコンピューターとパワータップG3ハブとのペアリングができないのですが。

    A:

    まず最初に、パワータップを確実に起動させてください。パワータップはアクスル上をハブシェル(厳密にはハブシェル内に組み込まれたトルクチューブ)が回転することで起動する仕組みになっています。もしハブシェルとアクスルが一緒に回転した場合、パワータップからは信号は発信されず、よってペアリングが行えません。


    【バイクに取り付けられたホイールのパワータップを起動させるには】

    アクスルはクイックレバーなどで締め付けられて回転できない状態ですから、ホイールを回せばパワータップは起動します。


    【バイクから取り外されたホイールのパワータップを起動させるには】

    片手でホイールを持って、もう片方の手でアクスルエンドキャップを回してください。反対側のエンドキャップも一緒に回転していればOKです。逆にホイールのほうを回転させる場合、両側のエンドキャップが回転しないように指や手の平でキャップを押さえてください。ホイールが回転し、両側のエンドキャップが静止状態であればハブは起動します。


    上記でパワータップが確実に起動しているはずにもかかわらずペアリングができない場合、その原因がコンピューター側、ハブ側のどちらにあるのかを見極めるため、以下をお試しください。

    1.
    2.

    問題のハブと他のサイクルコンピューターとのペアリングを試します。
    問題のコンピューターと他のパワータップハブ、もしくは心拍ストラップ、スピードセンサーやケイデンスセンサーとのペアリングを試します。



    【上記1でペアリングが失敗し、2でペアリングが成功した場合】



    電池を交換する。
    パワーキャップ(ノンドライブ側の電子ユニット)を外し、ハブシェル側のオス端子に腐食や曲がりが見られないか確認する。
    パワーキャップのファームウェアの更新を実行する。


    以上の3点を実行しても問題が解消されず、原因が不明な場合、ご購入先の販売店にご相談いただくか、保証&修理ご依頼フォームより私どもまでご連絡ください。



    【上記1でぺアリングが成功し、2でペアリングが失敗した場合】

    サイクルコンピューター側に不具合が発生している可能性があります。電池を交換してもセンサー類とのペアリングができない場合は、コンピューターのメーカーまたは代理店にお問い合わせください。

Q: パワータップの電池が短期間で寿命が来てしまうのですが。

    A:

    パワータップは通常、一度の電池交換で約200時間駆動しますが、もしそれよりも極端に早く電池が消耗してしまうようなことがあれば、パワーキャップのファームウェアの更新を実行してください。

    ファームウェアを更新しても症状が改善しない場合、ご購入先の販売店にご相談いただくか、保証&修理ご依頼フォームより私どもまでご連絡ください。

    また、サイクルコンピューター側の電池残量表示機能の不具合が原因の場合も考えられます。電池を交換するまえに、実際に電池が消耗しているかどうかをバッテリーチェッカーで確認することをお勧めいたします。

Q: オートゼロ機能をオンにしていても、不正確な出力値が表示されます。

Q: サイクルコンピューターとのペアリングはできるが、スピードのみ表示され、パワーとケイデンスは表示されないのですが。

Q: 出力の値が普段と比べて正確でないような気がします。

    A:

    トルクのゼロ点設定が必要である可能性があります。最も精度の高い出力値を得るために、ゼロ点設定は頻繁に行ってください。走行時にペダルを漕ぐ足を止めて、ディスプレイの出力値が0以外であれば、ゼロ点設定が必要です。

    ゼロ点設定を行う際は自転車が静止し、チェーンやペダルに一切の負荷が掛かっていない状態で行ってください。また、コンピューターの通信アイコンが点灯していることを確認してください。以下がゼロ点設定の手順になります。


    Joule GPSを用いる場合】

    Joule GPSによるPowerTapのゼロ点設定手順

    Jouleを用いる場合】
    JouleによるPowerTapのゼロ点設定手順

    Joule 2.0を用いる場合】
    Joule 2.0によるPowerTapのゼロ点設定手順

    1.
    2.
    3.

    4.
    5.

    6.

    [MODE]ボタンをディスプレイがメイン画面になるまで繰り返し押してください。
    ジョイスティックを操作して”Sensors”を選択します。
    ジョイスティックを操作して”Power Sensors”を選択します。 ジョイスティックを操作して”Active Sensor”を選択します(横にチェックマークが入ります)。 ホイールを回転させるなどして、ハブを起動させてください。
    ジョイスティックを操作して”Manual Zero”を選択します。
    生トルク値、オフセット値、ファームウェアのバージョン情報が表示されます。ここで生トルク値とオフセット値が一致していなければ、ゼロ点設定を開始する必要があります。
    ジョイスティックを操作して”Manual Zero”を選択し、ゼロ点設定を開始します。

Q: ハブとコンピューターとの通信が途切れがちなのですが。

    A: ・電池を新しいものに交換してください。
       ・有線式パワータップをお使いの場合、コンピューターがマウント台座に深くまで差し込まれていない可能性があります。
        またはレシーバーのワイヤーの断線が考えられます。有線式パワータップ用レシーバーキット(品番7022または7022P)
        お買い求めください。
       ・有線式パワータップをお使いの場合、レシーバー(シャークフィン)の位置がハブから遠すぎることが考えられます。レシーバ
        ーはできる限りハブに近い位置に取り付けてください。
       ・お近くのほかの機器の干渉を受けている可能性があります。周りに電子機器のない場所でお試しください。

Q: 走行中、ケイデンス表示が”---“もしくはゼロとなるのですが。

    A: パワータップのケイデンス値は40rpm~130rpmの範囲内に限り正確となっています。パワータップのケイデンスはトルク情報
       から計算された仮想値であり、この範囲外ではゼロと記録されます。常に正確なケイデンス値をお求めであれば、スピード/ケ
       インデンス ワイヤレスセンサー(品番7251)をお買い求めください。

Q: Garmin Edge シリーズコンピューターを使用していますが、パワータップ以外のデータも受信してし
   まいます。これを防ぐ方法はありますか?

    A: パワータップとのペアリングを行う際、半径15m以内に他の機器が存在しない状態で行ってください。

Q: PowerAgentがパワーキャップを認識しません。

    A:

    パワーキャップをPowerAgentにUSB接続し、Tools > Configure Device...と進むと、下の画像のように"No supported devices were found."というエラーメッセージが表示されることがあります。



    パワーキャップを接続してからしばらく待機してください。

    パワーキャップを接続してからパソコンにデバイスドライバーがインストールされるまで、しばらく(約15秒~40秒)お待ちください(OSによっては下のように通知があります)。




    デバイスマネージャーにデバイスが表示されていますか?

    パソコンのデバイスマネージャーの『ポート(COMとLPT)』配下に『USB Serial Port』が表示されているかどうか確認してください。ここに表示がなければOSレベルでデバイスが認識されていません。





    パワータップG3がPowerAgent上で接続機器として登録されていますか?

    PowerAgentで [Edit] > [Preferences] を選択し、開いた [Preferences] ウィンドウの [Hardware] タブで [PowerTap G3] にチェックが入っているかどうか確認してください。




Q: フリーボディーがフリー回転しないんだけど。

    A:

    必要なパーツが正しく取り付けられているかご確認ください。必要なパーツは下図をご参照ください。②のシールリングは断面が「コの字」になっており、コの開いている側がフリーボディー側(外側)を向くように取り付けてください。



    カンパニョーロの11速ギアを使用していて、パーツも正しく取り付けられているにもかかわらずフリー回転しない場合、ローのギア板とスポークが干渉している可能性があります。フリーボディーの一番根元に薄いスペーサーを挟むかロックリングをわずかに緩めてカセットをスポークから遠ざけてみてください。

Q: ガーミンでパワータップのキャリブレーションが完了しないのですが。

    A:

    ガーミン製サイクルコンピューターを用いてパワータップの校正(キャリブレーション)を行う際、表示が[校正中] (海外版は[Calibrating])のまま一向に校正が完了しない場合は、心拍ストラップを当該ガーミンとペアリングさせ、(ストラップを着用したまま)再度パワータップの校正を行ってください。