A:
パワータップ用電池としてLR44ではなくSR44が指定されているのにはいくつかの理由があります。
SR44はより高電圧、高容量であり、最大電流も大きく、放電曲線(時間経過に伴う電圧の変化)の 特性やより広範囲な温度(特に0℃以下)でも高い作動性能を持つことなどがあげられます。SR44の費用は 高めですが、是非メーカー指定の電池をお使いいただくことをお勧めいたします。
ハブとアクスルはお互いに固定されており、フリーボディーを入れ替えてもホイールセンターがずれることはありません(アクスルとハブおよびリムの相対的位置関係に変更はありません)。
ANT+アップデーター(品番7260)は一回使い切りの商品です。ご使用前に下記の使用手順をお読みいただき、よく理解してからアップデート作業を行ってください。
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ANT+アップデーターをご使用になれるのは『SL 2.4』という名称のモデルのみです。 有線式パワータップにはご使用になれません。 SL+やELITE+といった『+』(プラス)がモデル名に付与されているハブ、2012年モデルハブ(G3C、G3およびG3 PRO)はANT+に標準対応となっております。
パワータップ ANT+ハブアップデーターの正しい使い方
1.2.3.4.5.6.7.8.
PowerTap SL 2.4ハブのノンドライブ側のハブカバーを専用レンチ(品番7015)で開けます。 バッテリーホルダーの両脇のタブを持ち、バッテリーホルダーを真上方向に抜き取ります。抜けにくい場合は、軽く左右に揺らしながら真上方向に引っ張ってください。 バッテリーホルダーを抜き取ったあとのハブ側の端子が真っすぐ立っていることを確認してください。もし曲がっている場合は、鋭利でない工具でやさしく真っすぐに押し戻してください。 ハブ側端子にアップデーターをしっかりと奥まで差し込みます。 アップデーターのスイッチを入れる前に、ハブのアクスルを手で数回転させ、パワータップを起動させてください。 アップデーターのスイッチをONにしてください。 赤と緑のランプが点滅し、アップデートが始まります。アップデートは30秒ほどで完了します。 緑のランプだけが点滅すればアップデートは無事完了です。アップデーターのスイッチをOFFにしてハブから抜き取ってください。赤のランプだけが点滅する場合はアップデート失敗ですので、アップデーターのスイッチをOFFにしてハブから抜き取ったあと、手順3からやり直してください。それでもアップデートが成功しない場合は、info_powertap@kirschberg.co.jpまでご連絡ください。
9.10.11.
ハブ側端子が真っすぐ立っていることを確認し、バッテリーホルダーを差し込んでください。 元のハブカバーの代わりに、ANT+アップデーターに付属の2.4+と印字されたハブカバーをハブにかぶせてください。”+”はANT+対応を意味します。 これまでお使いのCervo(『黄色いたまごっち』)ではANT+信号を受信することはできません。ジュールシリーズコンピューターなどのANT+対応サイクルコンピューターを新たにお買い求めください。
ガーミン製Edgeシリーズサイクルコンピューターを用いて、パワータップの校正を行うことができます。各Edgeモデル上での操作は以下の通りです。この操作の直前にホイールを回転させるなどしてパワータップを起動させたあと、ハブに一切のトルク(テンション)が掛かっていない静止状態にしておいてください。 また、[校正中] (海外版は[Calibrating])のまま一向に校正が完了しない場合は、心拍ストラップを当該ガーミンとペアリングさせ、(ストラップを着用したまま)再度パワータップの校正を行ってください。
【Edge800J】 設定 > トレーニング > バイクプロフィール > [使用バイクを選択] > ANT+パワーメーター > 校正 【Edge 800(海外版)】 Menu > Spanner > Bike Settings > Bike profile > [使用バイクを選択] > ANT+ Power > Calibrate 【Edge510J】 設定 > バイクプロフィール > [使用バイクを選択] > ANT+パワー(バーベルのアイコン) > 校正 【Edge500J】 設定 > バイク > [使用バイクを選択] > ANT+パワー > [パワー計測器を所有? → はい] > 校正 【Edge 500(海外版)】 Menu > Settings > Bike Settings > [使用バイクを選択] > ANT+ Power > Calibrate