こだわりたい!ロードシューズの選び方

ロードシューズは自転車の部品の一つ

ロードシューズは体と自転車をつなぐもの。
全身で踏み込んだその力が確実に伝わるか否かが、ロードシューズの良し悪しを決めるといっても過言ではありません。
ロードシューズは様々なメーカーから発売され、形や材質など種類も豊富です。
しかし、誰にでも合うロードシューズはありません。
選び方を間違えてしまうと、自分の力を十分に発揮できなくなってしまいます。
たくさんの種類の中からどれを選ぶのか、その選び方も実力のうちと言えるのです。

ロードシューズの選び方のポイント

ロードシューズの選び方にはいくつかのポイントがあります。
まずは素材です。
シューズの上部を覆っている部分はアッパーと呼ばれ、その素材はナイロンメッシュ、合成レザー、本革などがあります。
レース用か否か、ウェアと能力バランスが取れているかといったところから、季節的な条件まで、使用用途によって選択しましょう。
ソールは激しいペダリングでも壊れたりしないカーボン製や樹脂製、その両者を組み合わせたものなども出ています。
硬いカーボン製は速く走れる分扱いにくい面もあるため、上級者に人気です。
ロードシューズは、締め方にも選び方のポイントがあります。
ベルトタイプは簡単に装着でき、足が痛くなりにくいメリットがあります。
ダイヤルロック式はワイヤーで足の甲を固定するもので、ダイヤルによって圧力の微調整が可能です。
ベルトとダイヤルロックを組み合わせたロードシューズも、双方のデメリットが補えるとして人気があります。
スニーカーなどでもよく見る紐タイプは、ほどけたときにチェーンに巻き込まれる危険性があるためロードシューズとしての人気は今ひとつですが、プロも愛用するほど使用感の良い紐タイプのロードシューズもあります。
ロードシューズを選ぶときにはフィッティングも重要です。
かかとを合わせ、ストラップを締めたら、ペダリングの時と同じような体重のかけ方をしてみてください。
いくら機能性が良くても足の形に合わなければ疲れや痛みが出てしまうので、フィッティングについては様々な角度から試して決めましょう。